今回はスキンヘッズのお話。
モッズが誕生して時が流れると、
モッズは2つに分かれます。
まずは一つがスインギング・ロンドンから
サイケやヒッピーへとつながっていく一派。

男の服装もカラフルになっていきます。
また初期のモッズは男性中心で、
女性のモッズファッションの定番というのは
イメージしにくいと思います。
しかしこの頃から60年代的な女性のスタイルが
次々に生まれていきます。

で、ここからが今日の本題。
カラフルな一派と異なり、よりハードな一派が
スキンヘッズとなっていきます。

男はもちろん坊主頭。
女も全体に短くしつつ、襟足と前髪〜もみあげの
辺りだけ長く伸ばしたちょっと独特のスタイル。

トップスはベン・シャーマンのボタンダウンや
フレッドペリーのポロシャツが好まれ、
細身のジーンズを短めに履き(裾を折り返すことも)
サスペンダーを愛用。
足元はドクター・マーチンのワーク・ブーツ。
というのが典型的なオリジナルのスキンヘッズでしょうか。
個人的には、レイシスト的なイメージがあって
ちょっと距離を感じていたのですが、
必ずしもスキンヘッズ=レイシストではないと知ってからは
興味が出てきました。

「SHARP(Skinheads against racial prejudice)」
という団体?があるぐらいなので。
そもそもスカなど黒人音楽を好んだという時点で
白人至上主義になるのはおかしな話なんですけど。
で、スキンズについて調べているといつも思うのが
子どものスキンズの写真が結構見つかるということ。


想像するに、少なくとも初めは親が子どもに
スキンズのカッコをさせてるってことですよね。
テッズもそうですが、代々続いていくという
ある意味保守的な側面があるのかもしれません。
で、実はモッズファッションの子どもの写真て
ほとんど見かけないんですよ。
モッズは「一番ヒップであること」が命題で、
結果的に次々に変化していくことになるという
側面があるからかもしれませんね。
とは言えモッズにも厳しい戒律(^ ^)があったりして
ある意味変化を拒む一面もあるのですが。
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